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作品一覧
『美術の窓』2021年10月号、生活の友社、2021年9月18日。
内容紹介
【巻頭特集】耳にこだわる
◆「名画の耳を観察! 」
フラ・アンジェリコ/クラーナハ(父)/カラヴァッジョ/ヒエロニムス・ボス /レンブラント/フラゴナール/ゴーギャン/ドラクロワ/ロセッティ/岸田劉生/菱川師宣/スーラ/北川民次/葛飾北斎/マネ/ヴァロットン/祥啓/河鍋暁斎/荻原守衛/高村光雲
解説・宮下規久朗(美術史家)/宮永美知代(美術解剖学者)/中谷ミミ(耳占い研究家)
「ゴッホの切断された耳」文・正田倫顕(ゴッホ研究者)
※「ゴッホの切断された耳」(14-15頁)、「クレラー=ミュラー美術館探訪」(120-122頁)を担当しております。
『日経トレンディ増刊 日経おとなのOFF 2020年絶対に見逃せない美術展』日経BP、2019年12月6日。
内容紹介
惜しまれつつ休刊になった「日経おとなのOFF」ですが、年末の美術展特集は健在です。2020年は「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」から。日本初お目見えのフェルメール、ゴッホ、レンブラントなど60点あまりが ! そして「ハマンスホイとデンマーク絵画」、「アンディ・ウォーホル・キョウト」、「BANKSY展」…など注目の美術展が目白押しです。今年も、名画クリアファイル、美術展ハンドブック100、名画カレンダー、の豪華三大付録付 !
※ゴッホの特集(20-24頁)を担当しております。
『ゴッホと〈聖なるもの〉』
新教出版社、2017年5月25日。
俊英の力作。見る者の魂を震わさずにはおかないゴッホの作品。その核にある宗教性の内実=作品がはらむ〈聖なるもの〉の秘密、またゴッホとキリスト教および教会との関係を、書簡と作品の徹底的な分析を通して明らかにした俊英の力作。オールカラー38頁の口絵。
推薦 月本昭男氏(立教大学名誉教授・上智大学教授) ゴッホの《種まく人》には黄色い「太陽」が描き込まれている。《ラザロの復活》からはイエスの姿が消え、そこには同じ「太陽」が輝く。ゴッホの絵がもつこうした謎に挑む著者は、「太陽」をイエス・キリストに置き換えるような単純な解釈を退け、ゴッホ自身も気づいていなかったかもしれない、芸術そのものに織り込まれた深い宗教性をそこに洞察する。
『BULLFIGHTING』
Kindle、2017年3月30日。
サン・イシドロ祭の間、マドリッドで行われた闘牛の写真集。ラス・ベンタス闘牛場で、牛と人間の息詰まる戦いを記録した。スペインのカタルーニャ地方などでは、動物愛護の観点から闘牛が野蛮であると嫌悪する人たちも多い。だが古代から長らく続き、人間を聖なる瞬間に巻きこんできた伝統はそう簡単に廃絶できてしまうものではない。凄絶な死に直面した際に現われてくる不気味な力を直視した。それはラスコーの洞窟壁画以来、人類を惹きつけてきており、今なお特別な宗教性をとどめていると思われる。
『ゴッホと〈聖なるもの〉』
Kindle、2016年7月11日。
誰でも知っているが、誰も知らない男——ゴッホ。
ゴッホとその芸術を探求した画期的な著作。豊富なフィールドワークと宗教的な観点によって、読者を未知の世界に誘う。ゴッホの人生と芸術を本来の文脈から見つめ直し、その深淵に新たな光を投じた渾身の作品である。
ゴッホの芸術とは結局のところ、何であったのか?そこには何が表現されていて、一体われわれといかなる繋がりがあるのか?こうした根本的な疑問を徹底的に追究。ゴッホの芸術世界の真相に肉迫し、われわれの足下に横たわる深淵に対峙する。ゴッホ芸術の核心を剔抉し、ほんとうの意義を明らかに——。
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